7月 七夕とそうめん

平安時代、貴族は庭に祭壇を設け、様々なお供え物をし、たらいの水に星を映し眺めて和歌や詩歌、管弦、裁縫などの上達を祈願したそうです。

 宮中儀式を集大成した「延喜式」(927年)では七夕に供え物の一つとして素麺の原型となった「索餅」(さくへい)を供えたそうです。織姫にちなみ、素麺を糸に見立て、健康を願い“健康長寿食”とし七夕に素麺を食べる習慣が生まれたそうです。

また今の七夕の風習は、江戸幕府が七夕を5節句に定め、武家や庶民の間で願い事を書いた五色の短冊を笹竹に飾り、習いごとの上達を願う行事とした名残です。
因みに日本の三大そうめんといえば、兵庫の揖保乃糸、奈良の三輪素麺、香川の手延べそうめんですね。

さて、素麺は小麦粉で作られています。ゆでた素麺の栄養素を見るとほとんどが炭水化物。

そこで一緒に食べてもらいたのが夏野菜のかき揚げ、鶏むね肉の鶏天、生卵や半熟卵、オクラやキノコ類等を茹でたり炒めたりして添えてみると偏りがちな栄養のバラスを整えましょう。

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