6月30日だけのお菓子のことを水無月というそうです。
もともと水無月とは旧暦の6月をさす別称。
半夏生に頂くお菓子だそうで、小豆が身体に良いとされているようです。
夏の厄払いのお菓子
何故この時期に小豆餡を散らした菓子を食するのか?
6月30日の夏越祓(なごしのはらえ)に、過ぎた半年の穢れを祓い、来る半年の無病息災を願って食べる。外郎の上に小豆の粒餡を散らしたようなもので、三角形に切り分けて売られることが多い。(Wikipediaより引用)
水無月のお菓子の由来は室町時代に遡ります。当時宮中では6/1に室から出した氷を食べて暑気払いをし、夏バテ予防をしていたようです。
しかしながら庶民には氷は入手困難な高級食材。そのため、見た目半透明な外郎を氷に見立て小豆を載せ夏バテ予防に食したのだとか。それがいつの間にか風習となったとのこと。
何故三角?
氷を砕いた形に見立てたということです。
なぜ小豆をのせるの?
小豆には邪気払いや悪魔祓いという意味があるのと栄養価も有るからです。
小豆の効能とは
☆サポニンの抗酸化作用で利尿効果と血中コレステロールを排出、浄化作用。
☆豊富なカリウムを含有しサポニンとでムクミ解消効果、高血圧予防。
☆食物繊維豊富、便秘解消効果。但し不溶性食物繊維の為、水分不足に注意。
☆豊富なポリフェノールで老化防止や生活習慣病の予防に効果あり。
365日の毎日を季節の旬の食材や入手しやすい食材で健康管理していた庶民の知恵は目を見張るものが有ります。
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